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Houston Texans

7 月24日から8月30日までNFLのHouston Texansでサマーインターンをしてきました
(そのときのブログのエントリーはここ→(こちら)←)

NFLでのサマーインターンは友人が多く経験していたことだったので、自分も興味があり、
是非一度スポーツ大国アメリカでもその頂点に立つスポーツの現場を経験して見たいとおもっていました

しかしながら、自分はEntry-level Master Programにいたので、夏にも授業があり、
6週間休むということができなかったためにあきらめていたものでもありました

この話が転がってきたのは1回目のBOCの結果が不合格だったというのがわかってすぐのころ
卒業後にどういった方向に進むべきか迷っていた時の事でした

友人で、このチームでYear internを2年していた友人からサマーインターンを探しているのだけれど興味があるか、
という話をもらったのがきっかけでした

その時は卒業して間もない頃であり、 BOC2回目の受験にもまだ時間があり、今後の方向性が定まっていないところだったので
こういった話をもらえるのも何かの縁ということで、のっかる事にした、というところです

BOCに落ちた事により、あきらめていたNFLでのインターンの話が転がってくるというのは大変ありがたいことなのですが
皮肉というか、世の中うまくできているというか、捨てる神あれば拾う神あり、というところでしょうか

こういう話を持ってきてくれた友人にはもちろん感謝です

以前にMLBのColorado Rockiesでスプリングキャンプインターンをしていたので
「プロ」というレベルでのインターンに抵抗というか過度の期待や緊張と言うものもなく、ごく自然に入っていけたような気がします

噂に聞いていたとおり、サマーインターンは体力的にきつかったです
どこのチームに行く人も大抵きつい、といいますが、テキサンズはどこに出しても恥ずかしくない位にきついのではないでしょうか

3面の屋外フィールド
そこを10ガロンのウォータークーラーを積んだPuper(自動でホースから水が出る機械)+タートル(小さなゲータレードボトルを30-40本ほどいれたクーラー)を引っぱりながらの全力疾走

そして、そうここはヒューストン
Heat indexが100を超えるのが当たり前の中での2部練習

連日の走りこみです
おかげで体力がつきました

朝は6時前にはトレーニングルームに行き、夜は11時頃にホテルに帰る
そんな6週間でした

最初の頃は雑用的な事ばかりだったので、あまり面白みもなく正直なところ来た事を後悔しました

このサマーインターンというのは
「Division IAのフットボールを経験した事ない人」
「プロの世界を垣間見たいと言う人」
「短期間のうちにまとまったお金を稼ぎたい人」には向いているけれど、それ以外の人にはあまりむかないのではないか、と思っていました

しかし、先は長いなかそんな姿勢でいては何の意味もないので、積極的にフルタイムのスタッフや選手と関わるようにしていき
リハビリの事などでも色々と質問をしていくうちに、リハなどをまかされるようになったり
選手が自分を指名してくるようになり、様々な新たな事を学ぶ事ができました

それからは体力的にはきつかったけれど、楽しく、あっという間の6週間でした

自分はこのインターンのすぐ後にカリフォルニア、ストックトンにあるUniversity of the Pacificでのインターンが始まる予定で
ARからCAまで1800マイルの旅が控えていたので、チームが最後のオープン戦の為にフロリダに旅経つのを見送り、次の日にARに戻りました

やはりチームを離れるときは寂しさが募りました

インターン中にヘッドトレーナーが言っていた事に次のような事があります

「どんな知識を持っていようが、どんな技術を持っていようが、良いWork Ethicを持っていなければそれは何の意味も無い事。
自分にとって誰がどんな学位を持っているとか、そんな事は関係ないんだよ。良いWork Ethicを持っていてHard workerかどうか。それが大事なんだよ」

やはり人間を相手にする仕事
技術や知識を振りかざすのではなく、心を通じさせられるATでいたいですね
 
   
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