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再スタート
2004年退職した。
留学時代に出会ったathletic trainingを学ぶために渡米するから
年齢的な不安がなかったわけではない
それこそ俗に言う「安定した職業」についていた
そこから離れる怖さはあった
それにより迷惑をかけてしまう人が出てくることもわかっていた
でもとめられなかった
留学の経緯を友人・知人に話すとこちらが恐縮するような賛辞をくれる
「よく決意したね」
「そのバイタリティーがすごいよ」
「えらいなぁ」
それこそ枚挙に遑(いとま)がない程の言葉をかけていただいた
彼らはこの決断を自分のことのように喜んでくれた
ありがたい話である
でもまだ自分は何かを成し遂げたわけではない
短距離走で言えばまだスタートラインにすらたっておらず
ようやく競技場にたどり着いたか、つかないかといったところである
ただ今までにかけていただいた言葉の数々は間違いなく自分の力の源となっている
その言葉に恥じることなくしっかりと前を向いて進みたい
2004年6月 |
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